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「どうせ損をする」

みなさんこんにちは。

先日の日経新聞にて、興味深い記事がございましたので、ご紹介させて頂きます。

以下日本経済新聞より一部抜粋– — – — – — – — – — – — – — – –

改革進まぬ年金の錯誤 世代の不公平、置き去り

厚生労働省の官僚や厚労族議員からよく聞く言葉がある。「年金はフタが閉まっているから安心だ」。高齢化による費用拡大が読めない医療や介護と比べ、支給抑制の仕組みもある年金は改革の緊急性が低いという意味だ。だがこの「安心」は私たちが想像する「安心」とはわけが違う。

■「どうせ損する」

 「どうせ俺たちは損するんだろ」。最近、東京都内の年金事務所の職員が40代の中小企業の経営者から罵声を浴びた。

この企業に年金保険料の支払いを促したときのことだ。

日本年金機構の幹部は「経営難の中小企業の感情論だ」と語る。本当にそれで片付けていいのか。

一生涯でもらえる年金や医療、介護のサービスと、支払う保険料(労使合計)や税の収支を小黒一正法政大教授が試算したところ、60歳以上では約4千万円の黒字だが、40代以下では支払いの方が多くなる。特に年金の比率は大きい。

 「福祉元年」の1973年当時、厚生年金の保険料率は今より10ポイント以上低く、高齢世代が払った保険料は少ない。

年金額抑制で現役世代はますます不利になる。中小企業の感情論は的外れとはいえない。

ところが高齢者がみな裕福というわけでもない。千葉県佐倉市に単身で住む河野健三さん(71、仮名)は「40年近く保険料を払ったのに何で生活保護に陥るんだ」と憤る。理由はずっと自営業で、国民年金にしか入っていないからだ。

貯金しなかった河野さんにも責任はある。ただ厚労省に言い分を聞くと「月6万5千円の給付では基礎的な生活費を全部賄えない」と認めた。

保険料をほぼ満額払っても生活がままならない現実。しかも20年後には高齢者の一人暮らしは2割に増える。

閉まっているはずの「フタ」は年金財政全体のこと。保険料を支払った全員の安心を意味しない。安心の線引きから外れる人たちの老後と向き合うときがやがて訪れる。

いかがでしたでしょうか。

マスメディア等で報じられていたとしても、ついつい目をそむけてしまいがちなニュースではないかと思いますが、現実から目をそらすということは、今の日本においては何よりもリスクの高い選択肢かもしれません。

悲しい話ですが、情報があふれる今の日本において、どんなことをするにおいても正しい知識がなければ、他社の搾取対象になりかねないのが現実です。

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